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マッチングアプリから投資に誘われる流れ
典型的には、マッチングアプリや恋愛SNSで親しくなった相手が、数日から数週間かけて信頼関係を作ります。最初は日常会話や恋愛の話が中心ですが、途中から「副業で稼いでいる」「投資で生活が安定した」「家族や先生に教えてもらっている」といった話題へ移ります。
その後、外部チャットへ移動し、暗号資産取引所、FX、金取引、AI自動売買、コピートレードなどの投資サイトやアプリへ登録を促されます。最初は少額入金で利益が出たように見せ、信頼させてから金額を増やすよう求められることがあります。
出金しようとした段階で、税金、保証金、認証費用、口座凍結解除費用、手数料を先に払うよう求められる場合は危険です。相手が恋人のように振る舞っていても、実際に会っていない相手の投資指示に従うのは非常にリスクがあります。
恋愛関係づくり、外部チャット、投資アプリ登録、利益表示、出金拒否、追加請求へ進む流れには注意が必要です。
恋愛型投資詐欺の見分け方
相手が本人確認済みに見えても、写真が自然でも、長く会話していても、安全とは限りません。恋愛型の投資トラブルでは、感情的な信頼を先に作り、「疑うなら愛情がない」「2人の将来のため」といった言い方で判断を鈍らせることがあります。
投資の説明が相手の体験談ばかりで、運営会社名、所在地、登録番号、出金条件が曖昧な場合は危険です。金融庁の登録業者一覧で確認できない業者や、日本居住者向けに無登録で金融商品取引や暗号資産交換を行うような相手とは取引しない判断が重要です。
会ったことのない相手、外部チャット誘導、恋愛感情での圧力、出金前の税金・保証金請求には注意してください。
やってはいけないこと
最も避けたいのは、相手に嫌われたくない、疑っていると思われたくないという気持ちで追加送金することです。出金のための税金や保証金という説明があっても、相手指定の口座やウォレットへ支払う前に第三者へ相談してください。
相手の指示で借入れをする、家族や友人に隠して送金する、本人確認書類を追加提出する、遠隔操作アプリを入れる、退会前に証拠を消してしまうことも避けてください。相手が優しくても、投資話と送金指示は切り分けて判断する必要があります。
保存すべき証拠
保存したいのは、マッチングアプリのプロフィール、写真、表示名、ユーザーID、アプリ内メッセージ、外部チャットのID、投資に誘われた会話、登録URL、投資画面、残高画面、出金拒否画面、追加費用の請求画面です。
銀行振込をした場合は、振込日、金額、振込先名義、口座番号、振込控えを保存します。暗号資産で送金した場合は、送金先アドレス、ネットワーク、トランザクションID、送金日時、数量を控えてください。退会やブロックの前に保存することが大切です。
プロフィール、会話履歴、外部チャット、登録URL、送金履歴、出金拒否画面は削除される前に保存しましょう。
すでに送金してしまった場合
すでに送金してしまった場合でも、追加送金は止めてください。相手が「あと少しで出金できる」「自分も一部負担する」「信じてくれないのか」と言ってきても、支払い続けるほど被害が広がる可能性があります。
相談前には、「いつマッチングしたか」「どのアプリで知り合ったか」「いつ外部チャットへ移ったか」「投資に誘われた会話」「登録したURLやアプリ」「送金先」「出金拒否や追加請求の内容」を時系列で整理します。感情的につらい状況でも、事実関係を分けて整理することが相談の第一歩です。
追加送金を止め、相手のプロフィール・会話・送金先・時系列を整理してから相談しましょう。
調査会社に相談する意味
調査会社は、警察や弁護士の代わりに返金交渉を行う機関ではありません。また、返金や犯人特定を保証するものでもありません。一方で、被害状況を時系列で整理し、相手のプロフィール、チャット履歴、登録URL、送金先、請求画面などをまとめることで、公的機関や専門家へ相談する際の説明資料を作りやすくなります。
よくある質問
マッチングアプリで投資に誘われたら全部詐欺ですか?
すべてを詐欺と断定することはできません。ただし、会ったことのない相手が投資アプリへ誘導し、出金前に税金や保証金を求める場合は危険度が高いと考えてください。
相手とは毎日やり取りしています。信じてもよいですか?
長く会話していることだけでは安全とは判断できません。恋愛感情や将来の約束で信用させる手口があります。
出金のために税金や保証金を払うべきですか?
相手指定の口座やウォレットへ急いで支払うべきではありません。支払い前に証拠を保存し、公的窓口や専門家へ相談してください。
何を証拠として残せばいいですか?
プロフィール、会話履歴、外部チャットID、登録URL、送金履歴、残高画面、出金拒否画面、追加請求画面を保存してください。
まとめ
マッチングアプリ型の投資トラブルでは、恋愛感情、外部チャット、投資アプリ、偽の利益表示、出金前の追加請求が組み合わさります。優しい言葉や長い会話だけで安全とは判断できません。
出金できない、税金や保証金を求められている、家族に相談しないよう言われるという状況なら、追加送金を止め、証拠を保存し、公的相談窓口や専門家へ説明できる資料を整理してください。
参考情報
- 警察庁 SOS47: SNS型投資詐欺
- 警察庁: SNS型投資・ロマンス詐欺の手口
- 金融庁: SNS・マッチングアプリ等で知り合った者や著名人を騙る者からの投資勧誘等にご注意ください
- 金融庁: 詐欺的な投資勧誘等にご注意ください
- 国民生活センター
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